--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2009年09月17日 (木) | Edit |
罪と音楽罪と音楽
(2009/09/15)
小室 哲哉

商品詳細を見る


罪と音楽を読んだ。

「手錠をかけられた」というシンプル且つ衝撃的な書き出しではじまる
小室哲哉のエッセイだ。

小室さんは、哀しくも脆い人だと改めて思った。
彼はホントに音楽好きな少年のまま、大人になってしまった人だと思う。

だからこそ、音楽と無邪気に戯れることができなくなったとき、
歯車が狂ってしまったんだろう。

絶頂の中に恐怖を見出していた。
上り詰めれば、後は落ちていくだけだ。
そして、いつ死んでもいいとまで思う。
それを、どうしようもないツラさを伴ってではなく、
ただただ無気力に感じていたのだから、
とてもキケンな状態だったんだろうと思う。

思い出したことがある。
ボクも食べる、寝る時間以外をすべて仕事に費やしていた
アノ数年間は、いつ死んでもいいという感覚に襲われていた。

ボクの場合、絶頂ではなく、底を見ていたワケだけども(苦笑)

だから、状況は違っても、自分自身の核となる部分を
誰も知ってくれない、誰も認めてくれない、必要としてくれない、
という状況の中で過ごすことが、いかに生きる気力を奪っていくかは解る。

だからといって、いかなる精神状態にあろうと、
社会のルールを破ったり、人を傷つけたりすることは、許されることじゃない。
よく殺人事件で精神鑑定がどうのこうのというのが問題になるけれど、
ボクはいかなる状況であれ、傷つけられた人の心の救済こそが、
イチバンの課題だと思っている。
社会的には間違ってるかもしれないけれど。

と、ちょっとハナシが逸れた。

小室さんは心の闇を隠してきた。
後は落ちていくだけ、と恐怖に襲われる自分、
空虚な感覚に囚われる自分を小室さんは誰にも話せなかった。
だから、誰と居ても寂しくなり、音楽に逃げ込んできたんだと思う。
そして、何度も別れを繰り返してきたんじゃないかなぁ。

「無意味なことばっかりだったのかな・・・空しいよ」

小室さんが、そんなことを口に出せる人に出会えたことは、
ホントによかったなぁと思う。

こんな言い方は少し不謹慎かもしれないけれど、
この事件をきっかけに夫婦としても、次のステージに
踏み出せたらいいなと思う。


ボクが思うことは、すべてと言っていいほど、
木根さんが、嘆願書の中で代弁してくれていた。

「小室哲哉とは他人を喜ばせることに幸せを感じられる人間である」
そこに小室被告本来の姿があると信じます。

これだ!と思った。
ボクが小室さんに惹かれたのは、音楽的なことはもちろんだけど、
常にファンにサプライズを提供して楽しませたい、と願うそのスタイルに
よるところが大きい。

そして、また早くも小室さんは次のサプライズに向けて動き出した。
TK復活の足音が聞こえてくるのが、本当に嬉しい。


お金の問題があって、ヒットは責務かもしれない。
でも、どうか見失わないでほしい。
今も小室さんの復活を願っているファンは、
売れる作品じゃなく、小室さんが心からやりたい音楽の
具現化を待ち望んでいるのだと。

それがヒットに繋がったら、もうコトバはないけどね(笑)

心の闇を綴った部分を拾って言及したけれど、
他にも小室さんらしい、音楽的考察や楽曲の裏話なんかも満載で、
コレはTKファン必読の書だと断言できる一冊。

まだ書き足りないけど、これぐらいで。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
昨夜買ってきました!背中押してくれてありがとう(笑)
さすがにドラクエやらずに(笑)夢中で読んでましたよ。
心情吐露。我々ファンとしてもこういう機会を心待ちにしていたんですよね(しみじみ
2009/09/18(金) 19:28:51 | URL | POMME #-[ 編集]
いやー。
読み終わったら、コレはぜったいPOMMEさんは読むべきだろー!
と衝動的にメールしてしまいましたっ!(汗)

懺悔だけじゃなく、未来も描かれているのが
うれしかったですよね!
2009/09/20(日) 09:07:29 | URL | こー #VBu8EP56[ 編集]
こんな本が発売されたんですね。
しかしあの事件から結構早いタイミングで。
かなり読んでみたいです。

小室さんは僕にとっても大きな存在で、あの事件もいろんな意味で複雑な思いで、言葉にその気持ちを表すのは難しいんだけど、この本で何か心のわだかまりが少しは晴れそうな気がします。

そして未来についても語られてるみたいなので、それが何よりも心強いですね。
小室さんは過去の偉人ではない。
これからも活躍してほしいですね。
ヒットチャートを賑わすだけが音楽家としての成功ではないので、小室さんらしい音楽で僕達をまたワクワクさせてほしいです。
2009/09/20(日) 22:30:45 | URL | Suenaga #/WHmMTGg[ 編集]
これはもちろん、Suenagaさんにもオススメですっ(笑)

小室ファンなら、読むしかない!一冊だと思いますよー。

ちょっと壮大なプロジェクトについても語られてて、
嬉しくもあり、少し心配でもあり、と言ったカンジです(笑)

でも、ワクワクすることは間違いないですよっ。
2009/09/23(水) 22:47:27 | URL | こー #VBu8EP56[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。